絵本

きょうは せつぶん ふくは だれ?

初めて人里におりてきた鬼の子はワクワクドキドキ!でも、不幸なことにこの日は節分。鬼は悪者なのだろうか?

この絵本の内容紹介あらすじ

山奥に住む赤鬼の子ども。退屈しのぎに村まで行ってみようと思い立ちます。初めて山を下りる鬼の子はワクワクドキドキ。

たどり着いた村でいきなり「おには、そとーっ!」という大きな声を聞き、その民家の縁の下に潜り込むのでした。鬼の子は「おいらのことどうしてわかったんだろう」と縁の下でじっと考えます。何気なくふと前を見ると、あれ!?縁の下に誰かいる…!

「おれは、ふくだ」縁の下に隠れていた男がそう言っても、「ふく」とは何のことだか分からない鬼の子。そしてまた「おには、そとーっ!ふくは、うちーっ!」という人間の声が聞こえたところで、「ふくはうちっていったろ。おれはいまからいえのなかにはいる」と「ふく」はこそこそと家の中へ。そう、「ふく」だと言っていた男の正体は…。

初めて村に行った日がちょうど節分だったなんてなんとも可哀想な気もしますが、鬼の子は民家の牛やねずみとともに大手柄をあげます。

豆の美味しさを知り、牛たちとも仲良くなった鬼の子はきっとまたこの村に遊びに来ることでしょう。茅葺き屋根の平屋に、にわとりのいる庭、牛小屋など、日本の懐かしい風景が描かれているのもこの絵本の魅力です。

鬼よりも人間のほうが悪者だったなんてちょっと皮肉ですが、読んでいる子ども達には本物の「ふく」を連れてこれるように育ってもらいたいですね。

出版社からの内容紹介

節分の日の前やあとに読みたい! 「きつねのたなばたさま (ワンダーおはなし絵本)」で人気の正岡慧子先生のおはなしです。
節分の夜に起こった小さな事件。謎ときに活躍する大きな牛。スリリングな展開の、ひと味ちがったお話絵本。

出版社「世界文化社」より
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