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絵本
ぼくの家にメジロが巣を作った。そっと見守ると、母鳥はおかあさんと同じように食べ物をあげたり、ヒナたちもぼくと同じように練習したりしている。鳥の巣も人のお腹の中も、同じように温かな、大切な場所であることを伝える。
1952年、東京都生まれ。東京芸術大学工芸科中退。「黒ねこサンゴロウ」シリーズ(偕成社)で赤い鳥さし絵賞を、『ぼくの鳥の巣絵日記』(偕成社)で講談社出版文化賞絵本賞を受賞。竹下文子さんとの絵本に、『ピン・ポン・バス』(偕成社)、『せんろはつづく』『つみきでとんとん』(金の星社)などがある。『鳥の巣いろいろ』(偕成社)など、鳥の巣研究家としての絵本・画集・エッセイなどの著書も多数。