この絵本の内容紹介
子どもたちの「○○ってなに? どうして? なんで?」にわかりやすくまっすぐ答える科学絵本シリーズ。第二弾は、自然の雄大さとおもしろさがつまった「海の道」をとりあげます。
潮が引くにつれて海がわかれ、陸から島まで歩いてわたれる道ができるふしぎな現象です。
海の道ができる仕組みを写真やイラストを用いてわかりやすく説明するとともに、そこにすむ干潟の生き物や海の道と人とのかかわりについても紹介します。
地球にはふしぎでおもしろいものがいろいろあります。潮の満ち引きがひきおこす「海の道」もそのひとつです。
潮が引くにつれて海がわかれ、陸から島までつづく道ができる現象で、国内では神奈川県の江の島、静岡県の三四郎島、長崎県の小島などで見られます。
トンボロ(陸繋砂州)とは、たまった砂が陸と島をつなげた細長い地形のことです。北海道の函館市街地は、トンボロの上にあります。長い年月をかけて形成された砂州によって、函館山(島)と陸地とがつながりました。
本書では、愛知県東幡豆町の前島と干潟をとりあげ、海に道ができるふしぎで雄大な現象を体験しながら読みすすめられるように、たくさんの写真とともに紹介しています。まず海の道がだんだんできていくようすと、そのあとまた消えていくようすを時間を追って見ていきます。海の道ができるのは、潮の満ち引きと、海底の形に秘密があることをときあかしたあと、いよいよ海の道を歩いてみます。
海の道には、さまざまな干潟の生き物がいて、鳥はえさをもとめてやってくるし、人も海の恵みをもとめて集まってきます。読者は海の道がたくさんの生き物をはぐくんでいることを発見するでしょう。最後の解説では、潮の満ち引きが地球規模の話で、月と関係していることを知ることもできます。
この本は潮の満ち引きのふしぎと干潟のおもしろさを教えてくれます。潮干狩りや磯遊びに行くときにもぜひ読んでほしい一冊です。



