絵本

ころべばいいのに

嫌いな人や嫌なことに遭遇したら・・・。
ユニークな視点でネガティブ思考と向き合う心の処方箋!

この絵本の内容紹介あらすじ

どうしてあんなことを言うのだろうか。
自分がされたら嫌なことをどうして人にするのだろうか。

「わたし」には嫌いな人が何人かいます。

そんな嫌な人たちはみんな石につまずいて転んでしまえばいいのにと「わたし」は心のなかで考えます。

嫌いな人のせいで全然楽しくないし、嫌なことを思い出しちゃうし、心ない言葉を真に受けて自分がダメな人間なのかと考えてしまうし・・・。そんなこんなで誰かを憎んでいる時間がもったいないので「わたし」は頭のなかで嫌いな人をやっつけるのです。

例えば、嫌いな人をぎゅーっと小さくして手のひらに乗せたらもう片方の手のひらで挟み潰したり、お腹冷やしロボットを操って嫌いな人のお腹を痛くさせたり、蜂を操って嫌いな人の頭の上をブンブン飛ばしたり。

他にも嫌なことがあったら考えることがあります。

例えば、今自分は映画の主人公で一番可愛そうなシーンの撮影をしていると考えたり、可愛そうな目に遭うと「かわいそうポイント」が貯まって後で欲しいものと交換してもらえると考えたり。

嫌なことがあってどうにもならない日は、全然関係ないことをして過ごすのも一つの方法です。

例えば、頭から箱をすっぽり被って変顔してみたり、靴下をくるくる丸めたり、冷蔵庫のドレッシングを思いっきり振ってみたり。


嫌なことってどんなことだろうか。嫌なことってどうやって対処すればいいのだろうか。そんなことを女の子が深掘りして考える様子がシュールで面白い絵本です。一括りに嫌なことや嫌いな人といっても視点を変えると違う印象になったり、気持ち一つで前向きになれることに気づけることでしょう。

よく大人は仲良くするようにと言うけれど、「嫌いな人がいる」という現実をそのまま受け入れることも必要なのかもしれません。それよりも嫌いな人や嫌なことで頭の中が占領されてしまうことのほうがよっぽど不健康だと問いかけてくるようです。

大人になっても、どこにいても、嫌なことはあるかもしれないし、嫌いな人はいるかもしれません。そんなとき、どうするかは自分で決めるのです。そのどうするかを考えるきっかけを与えてくれる作品です。きっと心の処方箋になってくれることでしょう。

絵本『ころべばいいのに』のプロモーションビデオ

出版社からの内容紹介

「イヤな気持ちって、自分じゃどうしようもない。そんなときはね......!」イライラ、もやもやしたらどうする? 子どもも大人も共感すること、間違いなし! ヨシタケ流こころの処方箋。

出版社「ブロンズ新社」より
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