絵本

このあと どうしちゃおう

発想がユニーク!死を想像することによって生きる意味や生きる価値にふれることができる素敵な絵本。

この絵本の内容紹介あらすじ

最近亡くなったおじいちゃんの部屋を家族みんなでお片づけ。掃除をしているとベッドの下にはさまった一冊のノートを少年が見つけます。

ノートの表紙には「このあと どうしちゃおう」と書かれています。少年がノートの中身を覗いてみるとおじいちゃんが書いた絵や文字がたくさん。自分が死んだらどうなりたいか、どうしてほしいかが書いてあります。

死んだらまず「ゆうれいセンター」へ。ここでは透明になることができて、みんなが生きてる世界の様子を見ます。そして、気が済んだら天国へ向かいます。
天国は、なんでもあってなんでもできる素敵な場所です。たまには、みんなの生きてる世界を見に行きます。
天国に飽きたら、「うまれかわりセンター」へと向かいます。生まれ変わる生き物をお願いしたら、その生き物に生まれ変わってこの世に戻ってきます。

他にも死んだ後のことがたくさん書かれています。
「てんごくにいくときのかっこう」というページは、遠足のしおりさながらで、お財布や歯ブラシ、絆創膏など旅先で本当に必要そうなものが書かれています。

他にも、「うまれかわったらなりたいもの」や「こんなかみさまにいてほしい」っといったおじいちゃんのユーモア溢れるノートの中身。
「いじわるなアイツはきっとこんなじごくにいく」といった憂さ晴らしのユーモア溢れるページもあります。

少年は、ノートを見ながら天国に行くのが楽しみになってきて、おじいちゃんは死ぬのが楽しみだったのだろうか?と考えます。
このノートをおじいちゃんがなぜ書いたんだろう?と考えてみると、もしかしたらおじいちゃんは死ぬのが寂しくて恐かったのかもしれないと思います。
だからおじいちゃんはこのノートに楽しいことをたくさん書いて恐くならないようにしたのではないかな?っと考えたのです。

おじいちゃんはどんな気持ちだったのか想像しようとしてみますが、少年にはわかりません。お父さんにも相談してみますが、やっぱりお父さんにもわかりません。本当のところはおじいちゃんしかわからないのです。

「じぶんがしんじゃったらどうなりたいかどうしてほしいかをかんがえてだれかとはなしあったりノートにかいてみるのはきっといいことだよね」っとお父さんは少年に言います。

そこで、少年は、「このあと どうしちゃおう」ノートを作ろう!っと思い立って、さっそくノートを買いに行くのでした。


死んだ後をいろいろと想像してみるユーモア溢れる楽しいお話ですが、少年が感じたことやお父さんと少年の会話のなかには、「今をどう生きていくかがとっても大切」といった深いメッセージが込められています。

死を想像することによって生きる意味や生きる価値にふれることができる素敵な絵本。生と死をテーマにするとちょっと難しかったり重くなったりしてしまいがちですが、この絵本はユーモア溢れるとっても楽しいワクワクするお話です。

出版社からの内容紹介

しんだおじいちゃんがかいた「このあと どうしちゃおう」ノートがでてきた。「じぶんが しょうらい しんだら どうなりたいか」が、かいてある。「うまれかわったらなりたいもの」「こんなかみさまにいてほしい」......なんだかおじいちゃん、たのしそう。でも、もしかしたらぎゃくだったのかもしれない。ぼくだったら、どうしちゃおうかな。いま、いきているあいだに、かんがえてみよう!

出版社「ブロンズ新社」より
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