絵本

こびとづかん

コビトって本当にいるの!?少年が見つけた脱け殻の正体とは?

この絵本の内容紹介あらすじ

ある朝、犬のガルシアが草むらから何かの脱け殻を見つけてきました。まるで全身タイツのような脱け殻を見た少年は、これは何なのだろうかと興味津々です。
そこで物知りのおじいさんに尋ねてみることにするのでした。

おじいさんは、これは珍しいものだと言って、クサマダラオオコビトの抜け殻だと教えてくれます。みんなが気づいていないだけで世の中にはいろんなコビトが生息しているのです。

おじいさんは、ずっと昔にコビトの観察をしていました。そして、その記録をまとめたものが「こびとずかん」なのです。
その図鑑を借りた少年は、さっそくコビト探しに出掛けていくのでした。

まず最初に探すのは、クサマダラオオコビトです。黄色い花を見つけてカゴに盛り、それを草むらにセットすればクサマダラオオコビトがやってきます。このときのコツは、黄色い花にハチミツを2、3摘垂らしておくことです。

クサマダラオオコビトがやって来たら、「トウチン」というコビトの頭に付いた触手のようなものを摘まんで捕まえます。トウチンを掴まれたクサマダラオオコビトはぐったりして何もできなくなるのです。
クサマダラオオコビトは、ひどく青臭いので素手で触れるときは注意が必要です。また、牛乳で洗えばその臭いは落ちるのです。

クサマダラオオコビトを捕まえた少年は、本当にコビトがいることに驚き、他のコビトも捕まえようと張り切ります。そして次は、リトルハナガシラを見つけることにするのでした。

リトルハナガシラは、集団行動が得意です。肉の匂いに引き寄せられ、獲物を見つけると一斉に襲いかかります。この習性を利用するのがリトルハナガシラを捕まえるコツで、動物で引き寄せるのが効果的なのです。

そして、リトルハナガシラが狩りに夢中になっているところを後ろから縄で縛り上げることが重要です。もし正面から捕まえにかかると逆にひどい目にあってしまうので注意しなければなりません。そういうわけで、リトルハナガシラを捕まえるときは、多少の危険と覚悟が必要なのです。

少年は、他にもモクモドキオオコビトやベニキノコビトを見つけに出掛けます。それぞれのコビトによって、見つけ方も違えば、捕まえ方も違い、それぞれに注意が必要なのです。


おじさんが個性的な全身タイツを見にまとったかのようなコビトの容姿と愛くるしい表情や動きに何だか癒されてしまいます。

そして、捕まえたコビト達を虫カゴに入れて帰ってきた少年におじいさんが伝えた一言は、人権の大切さを教えてくれることでしょう。

図鑑さながらにコビト達の詳しい特徴を記したページも見所たっぷりの絵本です。

出版社からの内容紹介

みんなはコビトを見たことがありますか?昆虫でも植物でもない不思議な生き物――発売以来「親子で大爆笑!」「保育園で大ブームです」など多くの反響を得ている人気絵本。お絵かきや学芸会、近所でのこびと探し…全国で子どもたちの遊ぶ力を引き出しています。新装版にて再登場。

ある朝、草むらの中から飼い犬のガルシアが変なものを見つけてきた。ヘビの抜け殻みたいな、まるで小さな全身タイツのようなもの…。 じぃじからかりた“こびとづかん”を頼りに、少年が好奇心と命の大切さを学ぶ物語です。

出版社「ロクリン社」より
この絵本の感想・レビューを書く

レビューを書くにはログインまたは新規ユーザー登録(無料)をお願いします。

SNSアカウントでログインする場合は新規ユーザー登録不要です。
利用規約を確認する。