絵本

きめてよ、おじいちゃん!

なんでも僕に聞かないで!これからはおじいちゃんが決めて!孫との会話から自分を見つめ直すきっかけを得たおじいちゃんのお話。

この絵本の内容紹介あらすじ

毎週、おじいちゃんの家に預けられ1日を過ごす主人公の男の子。最近ひとつ、こまったことがある。おじいちゃんが、何をするにもぼくに聞いて、ちっとも自分で決めてくれないこと!

「わしはどっちだっていいよ」が口ぐせのおじいちゃん。かわいい孫のため?それとも面倒だから?こういうおじいちゃん、結構いるのではないでしょうか。

孫からするとなんでも言うことを聞いてくれるおじいちゃんおばあちゃんがいいのかな、と思っていましたが、子どもも成長してくるとそういうわけにもいかないのですね。この視点が新しくて、思わず笑ってしまいます。

そして、男の子は覚悟を決めて言うのです。「これからはおじいちゃんがきめて」「もうぼくにはきかないで」そうおじいちゃんに宣言すると、そこからは立場が大逆転!行く場所も、遊ぶことも、食べるものも決めなくてはならず、おじいちゃんはウロウロ…どうしていいか困ってしまいます。

けれどおじいちゃんは、孫との会話の中で少しずつ自分のことを考える時間を取り戻していきます。自分はどんなことが好きなのか、楽しいことは何か…。

思い出していくうちに、昔得意だったサッカーを披露してみたり、子どもの頃を思い出してホットサンドを食べたり、動物園に行ったり。おじいちゃんの表情がみるみる明るくなり、孫もおじいちゃんのそんな姿にとっても嬉しそう!

今までの「お世話する」「お世話される」の関係だけでは物足りなくなった男の子。これは決して特別なことではなく、子どもの成長とともに関係性を変化させていくことはとても重要なことだと考えさせる絵本です。

今までとは違った視点でお互いのことを知ることができたら、より深い付き合いができるようになるのかもしれませんね。

出版社からの内容紹介

おじいちゃんは何をするにも「どっちだって いいよ」。だから僕、決めたんだ。二人ですることを、おじいちゃんに決めてもらうって。そうしたら…。愛情はあるのに不器用な祖父。孫の一言で、二人で過ごす時間が変わり始めます。

出版社「光村教育図書」より
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