絵本

りんごかもしれない

この絵本の内容紹介あらすじ

ある日、男の子が学校から帰ってくるとテーブルの上にリンゴが一つ置いてありました。そして、男の子がそのリンゴを見掛けると・・・。

「……でも……もしかしたら これは りんごじゃないのかもしれない」

そうやって男の子の「かもしれない」の妄想が膨らみ始めました。もしかしたら、大きなサクランボの一粒かもしれないし、中身はブドウゼリーなのかもしれない・・・。剥いても剥いても皮しかないのかもしれないし、反対側の見えないところはミカンなのかもしれない・・・。赤い魚が丸まっているだけなのかもしれないし、メカがぎっしり詰まっているのかもしれない・・・。

男の子の妄想はこれからが本番。実は何かの卵なのかもしれないと妄想したり、育てると大きな家になるのかもしれないと妄想したり、宇宙から落ちてきた小さな星なのかもしれないと妄想したり、一度膨らんだ妄想は止まることを知りません。

「そもそも なんで ここに あるんだろう。」

男の子の「かもしれない」の妄想は、これまでとはまた違う方向に発展し始めます。そもそも、このリンゴのようなものは何故テーブルの上に置いてあるのでしょう。それは、お母さんがスーパーで買ってきたのかもしれないし、酔っぱらったお父さんがどこかから持ってきたのかもしれません。あるいは、何かの合図かもしれないし、罠なのかもしれません。

「でも……もしかしたら……やっぱり ふつうの りんご かもしれない……」

これほど妄想を繰り広げたにも関わらず、最後は誰もと同じ発想に落ち着きます。そして、男の子がそのリンゴに手を伸ばすと・・・。


この男の子が見たのは、テーブルの上にリンゴが置かれただけのありふれた光景。その日常の一場面は、切り取り方次第でこれほどまでユーモアに溢れるのです。男の子の妄想に付き合ううちに、何を見ても「かもしれない」と思ってしまうようになるかもしれません。

出版社からの内容紹介

テーブルの上にりんごがおいてあった。 ......でも、......もしかしたら、これはりんごじゃないかもしれない。もしかしたら、大きなサクランボのいちぶかもしれないし、心があるのかもしれない。実は、宇宙から落ちてきた小さな星なのかもしれない...... 「かんがえる」ことを果てしなく楽しめる、発想絵本。

出版社「ブロンズ新社」より
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