絵本

はなくそ

大きくて恐ろしい意地悪オオカミへの対抗手段は鼻ほじり!?

この絵本の内容紹介あらすじ

子豚のジュールと子羊のジュリーはお隣同士。なので、毎朝一緒に森を抜けて学校に通います。

ところが、ジュリーはジュールと一緒に学校に通うのが嫌でたまりません。なぜなら、ジュールはいつも汚れていて、ハエが飛び回るほどに臭いのです。
それでも、お父さんとお母さんの言いつけなのでジュリーは我慢するしかなかったのです。

一方、ジュールはというと、可愛いジュリーのことが大好きなのです。でも、ジュリーの前では何も言えずにモジモジするばかり。今日こそはジュリーに自分の想いを伝えようと張りきるのでした。

ところが、ジュールが勇気を振り絞って話しかけようとしたそのとき、ジュリーが明日引っ越すと言うので驚きです。ジュリーが引っ越すのは、森に住む子どもさらいの意地悪オオカミから遠く離れたところに住むためなのです。

「ジュールは意地悪オオカミの心配をする必要も全然ないでしょうけどね」
その醜い姿を軽蔑するように皮肉たっぷりにジュリーは言います。ところが、ジュールはジュリーの言ったその言葉の意味が分かりませんでした。

ジュールとジュリーがそんな話をしていると、大きくて恐ろしい意地悪オオカミがふたりの後ろに詰め寄ってくるではありませんか!
そして、意地悪オオカミに捕まってしまったジュールとジュリーは袋のなかに詰められてしまうのでした。

ジュリーは大声で叫びながら袋のなかで暴れます。ところがそれとは対照的に、ジュールは大好きなジュリーの横にぴったりくっついていられるのが嬉しくて、うっとり微笑んでいるだけ。

それから意地悪オオカミがふたりを袋から出すと、牢屋に閉じ込めて何重にも鍵をかけるのです。ジュリーは恐ろしさのあまりに体の震えが止まりません。

一方でジュールは、相変わらず上の空で微笑んでいるばかり。そんなジュールの様子にジュリーはカンカンに怒ってしまうのでした。

ところが、ジュリーに臭くて馬鹿だと言われ、ジュールもさすがに微笑んではいられません。少し気を悪くしながら、月に一度はお風呂に入っているし、ジュリーの前では鼻もほじっていないと的外れな反論をします。

ふたりが口論していると、意地悪オオカミが戻ってきて、どちらを先に食べようか品定めを始めます。そして、意地悪オオカミはジュリーから食べることにするのです。
ところが、そこに割って入ったのがジュールです。醜い自分を先にして、お楽しみは後に残しておいたほうがいいと諭すのでした。

確かにそうだと納得した意地悪オオカミは、さっそくジュールを食べてしまおうと詰め寄ります。ところが、ジュールは平然とした様子で意地悪オオカミをじっと見つめるのです。

意地悪オオカミは綺麗好きで台所にはチリ一つありません。身だしなみも綺麗に整え、いい匂いのする香水までも付けているのです。
そんな綺麗好きな意地悪オオカミを目の前に、ジュールは自分の鼻の穴に指を突っ込み始め・・・・。

ジュールの行動を前にして、意地悪オオカミの表情は段々と歪んでいきます。これは一体どうしたことでしょう。ジュールは意外な方法で意地悪オオカミに対抗するのでした。

意地悪オオカミに捕まってしまったジュールとジュリーはどうなってしまうのでしょうか。最後の予想外の展開についつい笑ってしまうこと間違いなしです。

出版社からの内容紹介

2002年に邦訳され、読み聞かせなどで非常に人気を博した作品を、13年ぶりに復刊。
独創的かつユーモアあふれる作品で人気のフランスの絵本作家、アラン・メッツの作品です。

「今日こそ好きだというぞ!」
一大決心をしたこぶたのジュールは、こひつじジュリーのもとへと向かいました。
でもそこに、オオカミが現れてふたりは捕まってしまいます。
「さて、どちらから食べてやろう」とせまりくるオオカミ!

愛するジュリーを助けるために、ジュールが考えたびっくり仰天の作戦とは!?
想像絶する大脱出劇のお話しです。

読み聞かせでは、子どもも大人も大爆笑!人気作がついに復活します。

出版社「ロクリン社」より
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