こんにちは、ピクトブック編集部です。
運動会の日が近づいてくると親子一緒にそわそわしてきますよね。
スポーツが得意な子は「1番になれるかな?」「あいつに勝てるかな?」。
逆に苦手な子は「ビリになっちゃうかな?」「運動会なんてやりたくないな…」。
運動会では、子ども一人一人それぞれに様々な想いが渦巻いているはず。そんな複雑な心にさりげなくそっと寄り添えるのも絵本の素晴らしさです。
運動会では順位に目が行きがちですが、走ったり、跳んだり、投げたりといったように自分の体が自由に動かせるようになる喜びを分かち合うことや自分の出せる精一杯を見てもらうことが一番大事なことなのではないでしょうか。
小学校に入学する頃には、今まではお楽しみ程度だった運動会もどんどん熱を帯びてきますし、運動ができる・できないがはっきりしてしまうのも事実。
見ている親の私達も「負けるなー!」とついつい熱くなってしまいますが、大切なのは「子どもが自分の力を出し切ること」「仲間と楽しむこと」ではないでしょうか。
今回は、この2つの視点をポイントに運動会がテーマの絵本をご紹介させていただきます。
運動会がテーマのおすすめ絵本
いつもビリのあの子を応援!キツネが化けたのはあっちゃんの靴!?
一番チビなジャッキーはかけっこでもビリ? くまの学校の運動会を描いた心温まる絵本。
対照的な二人の少年が二人三脚のペアに!? 仲良しになるわけではない、気の合わない二人がちょうどいい距離感を築いていく様子を描いた絵本。
かけっこはゴールがないからみんな一等、みんなビリ!? 楽しんだもの勝ちのヘンテコ運動会!
正々堂々の勝負……ではないのですが思わず応援してあげたくなるほど勝ちたい気持ちが溢れた一生懸命な運動会のお話。
朝ごはんの準備のときの慌ただしい空気感を運動会の疾走感に重ねて描いた食べ物絵本。朝ごはんのおかずたちがダジャレとともに頑張ります!
カブトムシやテントウムシやバッタやチョウ……個性的な虫達が織り成す、賑やかで活気溢れる運動会のお話。
子ども達の緊張感溢れる真剣な表情とは裏腹に、繰り広げるのはヘンテコな運動会!? そのミスマッチが愉快で楽しいお話。
いつもビリなので運動会が大嫌い! 休みたい気持ちをぐっと抑え、悔しい気持ちを原動力に成長していく姿を描いた絵本。
上から読んでも下から読んでも同じになる回文で描かれた動物達の運動会。