
こんにちは。ピクトブック編集部です。
耳心地のいいフレーズとシンプルなイラストで世界観に引き込むのが絵本の魅力の一つですよね。絵本の中の登場人物の動作や表情には、真似をしたくなるものがたくさんあります。
「ぴょーん」というフレーズと動きのあるイラストをみると一緒にジャンプしたくなり、「ゴロゴロ」と転がれば一緒にゴロゴロ、ガオーッと雄叫びを上げれば真似してガオーッと叫んでみたり、そんなふうに絵本を読みながらまねっこをする子どもを見ると微笑ましくなりますよね。
では、子どもはなぜまねっこをするのでしょう?
1歳2歳の頃になると次第にまねっこを始めると言います。これは、子どもの発達においてとっても大切なことなのです。
最初はお母さんやお父さんがやっていることを見ているだけですが、次第に自分もやってみたいという欲求が出てくるのですね。
最初はうまくいきませんが、だんだんと上手に真似ができるようになります。そうした成功体験が自信につながり、自分でいろんなことに挑戦しようと思い始めるのです。
絵本は、こうした発達を手助けしてくれる大切なツールです。
赤ちゃんのうちは見ているだけでも、年齢を重ねるうちに絵本と同じ動作をしてみたくなり、真似っこを楽しむようになります。絵本を見ながら、動物たちと一緒にジャンプをしたり、体操をしたり、いないいないばあをしたりすることでどんどん自信がついてきます。
それから、親子で絵本の読み聞かせをしながら一緒にまねっこをしてみてください。自然とコミュニケーションも生まれ、親子の良好な関係作りにも一役買ってくれることでしょう。
今回は、絵本を真似て体を動かして楽しむだけではなく、コミュニケーション力も培ってくれる真似っこ絵本を10作品ご紹介させていただきます。
真似っこが楽しいおすすめ絵本
「だるまさんが」と言えば「転んだ」と続きますが、今回の「だるまさんが」に続くのは・・・。
動物達の個性豊かな表情に目が釘付け! 『いないいないばあ』の繰り返し絵本。
昔なつかしい遊び「おしくらまんじゅう」に意外な展開!いたずらっ子な紅白まんじゅうがいろんなモノとおしくらまんじゅう!
チューリップやバナナ、身近なモノになりきってパンダが体操!?次は何になりきるのかな?
みんな一緒にでんぐり返し!読んでいるうちに、一緒にでんぐり返りしたくなる絵本。
愛らしいペンギンが体操を披露!ペンギンのチャーミングな仕草を真似しながら親子一緒に体操してみよう!
ライオンおかあさんが「ガオーー」。おとうさんも「ガオーー」。あかちゃんもまねして「キャオーー」。動物たちの声や動きをまねしながら、コミュニケーションを楽しめるファーストブックにおすすめの絵本。
「ぴょーん」と生き物がジャンプするたびに一緒に「ぴょーん」としたくなる迫力満点の楽しい絵本。
楽しい顔、悲しい顔、笑った顔、泣いた顔、怒った顔・・・。全部で14種類もの感情や状態を顔で表現!
おさるの国のおさるたちのまねっこ遊び!リズミカルなフレーズのまねっこ遊びが楽しい絵本。
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