
こんにちは。ピクトブック編集部です。
寒い季節になると、外から帰って暖かい部屋で食べる温かいスープは私たちをほっこりした気持ちにさせてくれますよね。
野菜をじっくり煮込んだり、ミキサーにかけたりして作るスープは、ママの愛情と栄養たっぷりのお料理の代表格といえます。
母乳を卒業して最初に食べる離乳食はスープというご家庭も多いです。具合の悪くなった時もスープを飲んで体力回復します。スープは、私たちが生きていくうえでとっても親しみ深い料理ではないでしょうか。
そして、日本のスープともいえる冬の定番料理といえばお鍋です。お鍋を囲んで家族で過ごすひとときは、いつもと同じ食材もちょっぴり増しておいしく感じます。
ある絵本の中に「鍋は地球の恵みだ」というセリフがあります。思わず、なるほど!と思えますよね。海の幸・山の幸・畑のものすべてが丸い鍋の中に余すことなく詰まっていますからね。
寒い冬には、そんな温かい料理の絵本でほっと一息してみませんか。
スープやシチューを題材にした外国のお話はとても多く、力を合わせてスープを作ったり、作っていく過程で人の心が動いたり、台所のお料理をちょっとつまんでしまったりといろいろな絵本でスープが登場します。
お鍋を題材にした作品では、焚火や大きなお鍋を囲むもの、お風呂に見立てられたスープに具材が浸かる物語など、日本ならではの面白さが詰まった個性的で味わい深い作品が多いです。
どの地域の作品でも温かい料理というのはお話の中で魅力的な役割を果たしています。
心温まるお話、楽しいお話がたくさんあって、選ぶのにうれしい悲鳴をあげるくらいでしたが、そのなかでも、さむ〜い冬にぴったりのスープやお鍋が題材の絵本10作品を厳選しました!
お鍋やスープがテーマのおすすめ絵本
野菜の持つ質感や湯気が立ちこもって匂いが伝わってきそうなスープ、特殊技法を使ったリアルな描写の木版画絵本。
食べこぼしを「きゅっ きゅっ きゅっ」と拭いてあげる繰り返しがシンプルでリズミカルな絵本。
「あーぶくたった にえたったー 煮えたかどうだかたべてみよう」おなじみのわらべ歌が、かわいいネズミ親子とともに絵本になって登場!
おでんの具に車輪がついた「おでんしゃ」が、沖縄から北海道まで日本横断の旅をするお話。各地の名産品も登場します!
料理のコツは食べてくれる大好きな人の顔を思い浮かべて作ること!スープ作りをとおして思いやりの気持ちを描いた絵本。
ニンジンさんタマネギさんジャガイモさんが厨房を舞台にお風呂のレポート!?カレーやシチュー、お味噌汁をお風呂に見立てたユニークなお話。
鍋頭の御奉行さん、頭のお鍋がぐつぐつ煮えたらお裁き決定!これにて一件落着!
くまさんの留守宅でいたずら三昧!?その犯人は月の妖精!ロシアの昔話を描いた絵本。
石のスープってなんだろう?ポルトガル地方に伝わる民話をもとにした絵本。
海と陸とで地球だ!海の幸・山の幸たっぷりのお鍋は小さな地球!?寄せ鍋をとおして描いた食育絵本。
みんなで楽しく読める絵本や料理がおいしそうな絵本、赤ちゃんも楽しめるような絵本など幅広くご紹介させていただきました!これで今夜のメニューは温かいスープやお鍋料理で決まりです!