この絵本の内容紹介あらすじ

ケイト・グリーナウェイ賞受賞作家の、不朽の名作を新訳で再刊!

霧が立ち込める川沿いの町。船の汽笛と遠くに霞む色とりどりの光。
幻想的な魅惑の世界へ、そっと連れていってくれるお話です。

町の片隅や路上の人々をテーマに、唯一無二の表現スタイルで数多くの名作を遺したチャールズ・キーピング。
本書は、幻想的なロンドンの風景を、少年の視点で描いたキーピングならではの逸品です。

【あらすじ】
テムズ川の砂糖工場の裏に住む少年アルフィー。毎週金曜日に、近所の通りにやってくるバンティおじさん。アルフィーは、バンティが船乗りだった頃に見た「せかいのむこうがわ」の話を聞くのが大好きでした。ある夕暮れ、アルフィーは、霧の中で色とりどりの光を放つ大きな船を見つけます。「せかいのむこうがわ」に行こうと決心したアルフィーは、雑踏に紛れ、その船に乗りこみました。

※本書は『アルフィーとフェリーボート』(らくだ出版デザイン 1971年)の新装新訳版です。

絵本「アルフィーとせかいのむこうがわ」の一コマ
絵本「アルフィーとせかいのむこうがわ」の一コマ2
絵本「アルフィーとせかいのむこうがわ」の一コマ3
絵本「アルフィーとせかいのむこうがわ」の一コマ4