この絵本の内容紹介
七面鳥の卵をひろったおばあさん。感謝祭のごちそうにしようと、卵をかえして育てます。 七面鳥は、どんどん食べて、大きく、まるまると育ちました。 いよいよ感謝祭が近づいて、楽しみに待ちつづけたおばあさんは、七面鳥を料理しようと準備を始めました。 テーブルに並んだのは・・・。
それから、それから、と次のページをめくるのが待ち遠しい、 展開のみごとなローナ・バリアンさんの真骨頂がうかがえる楽しい絵本です。 のどかな自然に囲まれたおばあさんの暮らしのなかに舞い込んだ「おたのしみ」を、 ワクワクしながら待つようすが、単純化された線と2色印刷でみごとに表現されています。 おばあさんの気持ちに共感しながら、あるいは七面鳥の立場になって、 ハラハラ、ドキドキのストーリーを追っていく、絵本本来の醍醐味がいっぱいです。