文:メアリー・リン・レイ
多くの著作で知られるアメリカの児童文学作家。ルイジアナ州生まれ。デラウェア大学卒業。学芸員時代にアメリカの手工芸について研究。日本語に翻訳されている絵本に『満月をまって』(掛川恭子訳/あすなろ書房)、『いつでも星を』(E.B.ホワイト賞受賞、長田弘訳/ブロンズ新社)がある。彼女はたいてい、普通の人なら眠っているはずの時間に物語を書く。その物語は、彼女が暮らすニューハンプシャーのサウスダンブリーにある古い農場が舞台となっていることが多い。...
続きを読む・作品一覧を見る絵:マーラ・フレイジー
絵本作家、イラストレーター。2002年"Mrs. Biddlebox"でゴールデン・カイト賞、2009年"A Couple of Boys Have the Best Week Ever"と2010年『この世界いっぱい』(リズ・ガートン・スキャンロン/作 長田弘/訳 ブロンズ新社)でコルデコット賞オナー賞を受賞。邦訳作品に『サンタクロースはおもちゃはかせ』(うぶかたよりこ/訳 文渓堂)、「クレメンタイン」シリーズ(サラ・ペニーパッカー/...
続きを読む・作品一覧を見る訳:長田 弘(おさだ ひろし)
昭和14年11月10日生まれ。早大在学中同人誌「鳥」を創刊,「地球」「現代詩」などにくわわる。昭和40年やわらかくなじみやすい表現によって,けんめいに明日への希望をつむぐ詩集「われら新鮮な旅人」,詩論集「抒情の変革」を発表。57年「私の二十世紀書店」で毎日出版文化賞,詩集「心の中にもっている問題」で平成2年富田砕花賞,3年路傍の石文学賞。21年「幸いなるかな本を読む人」で詩歌文学館賞。22年詩集「世界はうつくしいと」で三好達治賞。26年...
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