この絵本の内容紹介
「いちごさんと ぺこっ」
「ばななさんと ぽにん」
「めろんさんと ぎゅつ」
「だるまさんが」に続く言葉と言えば、「転んだ」がお馴染みのフレーズです。ところが、今回は「◯◯◯さんと」に言葉が続きます。前二作『だるまさんが』『だるまさんの』では、だるまさんのみの登場でしたが、『だるまさんと』には可愛らしい果物達が登場します。
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子ども遊びの代表格の一つである『だるまさんが転んだ』は、誰でも一度は遊んだことがあるはず。鬼役が壁や柱を向いて「だるまさんがころんだ」と唱える間に、鬼役に近づいていく、このお馴染みのルールを知らない人はいないのではないでしょうか。この絵本は、その『だるまさんが転んだ』をもとに描かれます。
だるまさんとイチゴが互いに向き合って「ぺこっ」とお辞儀したり、だるまさんとバナナがお尻を「ぽにん」と突き合わせたり、だるまさんとメロンが「ぎゅっ」と抱き合ったり。「◯◯◯さんと」に続けて、だるまさんと果物達が愛くるしい表情を浮かべます。

「◯◯◯さんと」のフレーズが特徴的な、リズミカルな繰り返し絵本です。とてもシンプルな展開ですが、「次は何の果物が出てくるだろう?」「次はどうなるだろう?」と興味を惹きつけます。