この絵本の内容紹介
「だるまさんの め」
「だるまさんの て」
「だるまさんの は」
「だるまさんが」に続く言葉と言えば、「転んだ」がお馴染みのフレーズです。ところが、今回は「だるまさんの」に言葉が続きます。前作『だるまさんが』と同様に、だるまさんの豊かな個性が溢れます。
子ども遊びの代表格の一つである『だるまさんが転んだ』は、誰でも一度は遊んだことがあるはず。鬼役が壁や柱を向いて「だるまさんがころんだ」と唱える間に、鬼役に近づいていく、このお馴染みのルールを知らない人はいないのではないでしょうか。この絵本は、その『だるまさんが転んだ』をもとに描かれます。
だるまさんが大きな目を見開いたり、だるまさんの顔がマニキュアで描かれていたり、大きな歯を覗かせながらニッコリ笑ったり。「だるまさんの」の言葉に続いて、体の一部が描かれます。ところが、最後はだるまさんの意外な物が……。
「だるまさんの」のフレーズが特徴的な、リズミカルな繰り返し絵本です。とてもシンプルな展開ですが、「次は何が出てくるだろう?」「次はどうなるだろう?」と興味を惹きつけます。