文:ケイト・バンクス
ゲオルグ・ハレンスレーベンのイラストによる作品が多く、ウォール・ストリート・ジャーナル紙の高評価を受けている『おやすみなさいのおともだち』(ポプラ社)などのほか、『おつきさまはきっと』(講談社)がアメリカ児童書の書評誌『ホーンブック』の1998年最優秀絵本賞を、“The Night Work”(未訳)が2001年のシャーロット・ゾロトウ賞に選ばれるなど、数々の賞を受賞している。
作品一覧を見る絵:ゲオルグ・ハレンスレーベン
1958年ドイツ生まれ。幼いころから水彩画に親しみ、大学卒業後はローマで画家としてスタート。パリでアン・グットマンと知り合い、結婚。「リサとガスパール」シリーズ以外に、「ペネロペ」シリーズや「イザベルと天使」(金の星社) 「こぎつねはたびだつ」(ブロンズ新社)など作品多数。
作品一覧を見る訳:今江 祥智(いまえ よしとも)
1932(昭和7)年大阪市生まれ。同志社大学英文科卒。中学教員の傍ら、1960年に『山のむこうは青い海だった』を刊行。その後編集者、大学教員などを経ながら、多くの作品を発表。1966年『海の日曜日』で産経児童出版文化賞、1973年『ぼんぼん』で日本児童文学者協会賞、1976年『兄貴』で野間児童文芸賞を受賞。1981年には児童文学誌「飛ぶ教室」を創刊。『優しさごっこ』『牧歌』『写楽暗殺』『私の彼氏』など著書多数。
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