作:長崎 源之助(ながさき げんのすけ)
1924年神奈川県生まれ。戦後、佐藤さとるらと同人誌「豆の木」を創刊し、児童文学の創作を始める。主な作品に『えんぴつびな』(金の星社)、『汽笛』(ポプラ社)など。2011年没。
作品一覧を見る絵:山中 冬児(やまなか ふゆじ)
大正7(1918)年大阪市生まれ。枚方の御殿山にあった大阪美術学校で学び、洋画家の斉藤与里(さいとう・より)に師事した。卒業後は画家としての道を歩んでいたが、戦況が悪化した昭和19(1944)年6月、召集を受け2年間のシベリア抑留を余儀なくされた。空襲で大阪のアトリエも焼け、看板を描きながら油彩画を描こうと上京し、81歳になるまで、絵本や挿絵、装丁で活躍した。
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