この絵本の内容紹介あらすじ

岬に一本、灯台がたちました。生まれたての灯台の前に、漁船や客船や、魚や鯨が毎日行き交います。みんな知らないどこかから来て、どこかへ行くんだ……。そんな灯台のところへやってきたのは渡り鳥。彼らから遠い国の驚くような話をたくさん聞いた灯台は、自分はどこにも行けないことを痛感します。そしてふたたび訪れたある冬の日のこと、灯台は大嵐に襲われます。吹きすさぶ雨風のなか、灯台にできることとはいったい……?

絵本「とうだい」の一コマ
絵本「とうだい」の一コマ2