この絵本の内容紹介あらすじ

舞台は江戸の町。寺子屋に通う少年さんきちが、巣から落ちてけがをしたトキのヒナをひろってきます。そのヒナを、寺子屋の先生のところで世話をして、巣立ちさせるまでのおはなしです。 国内ではすでに野生絶滅しているトキですが、江戸時代には、あちこちで見られる、身近な鳥だったそうです。 江戸の空に羽ばたくトキの美しいラストシーンには、再び日本の空にトキが飛ぶ日が来てほしいという作者の願いが込められています。

絵本「江戸っ子さんきちと子トキ」の一コマ
絵本「江戸っ子さんきちと子トキ」の一コマ2