この絵本の内容紹介あらすじ

食べものたちと一緒に強く願えば、きっとみんなの夢も叶うよ!
みんなの夢は、どんな夢?

卵をはじめ、冷蔵庫の中の食べものたちにも、憧れの『なりたい夢の料理』があるのです。

しょうくんのお家の冷蔵庫にやってきた王様卵は、卵の仲間たちから、なりたい料理の夢を叶えてくれる『冷蔵庫の神様』がいるという噂を聞きます。
「ふわふわオムレツになりたーい!」
「トロトロ半熟の目玉焼きになりたーい!」
「ふかふかのパンに包まれて、卵サンドになりたーい!」
キラキラした瞳で、次々自分の願いを口にする卵たち。

さあ、王様卵のふたりは、一体どんな料理になりたいと願うのでしょうか……。

「れいぞうこのあるある」シリーズ6作目の作品です。
シリーズを通して共通しているテーマは「冷蔵庫で待っている食べものたちはみんな、おうちの人に美味しく食べてもらいたいと願っていること」。

今回は、それに加えて、それぞれの食べものたちにも、「できたらこんな料理になって美味しく食べてもらいたい」と憧れている夢の料理があり、それを叶えたいと強く願う姿を描いています。
そこには、強く願えばきっと叶うよ!という子どもたちへの応援メッセージも込められています。

また、本絵本シリーズはSDGs目標2『フードロスをなくそう』を伝える絵本として取り上げていただく機会も増えました。
食べものたちが、絵本の中で可愛くコミカルに奮闘する姿を通じて、子どもたちが身近なお家の「冷蔵庫の中で待っている食べものたち」に興味と愛情を持って、美味しく食べる大切さを感じてくれたらうれしいユーモア作品です。