この絵本の内容紹介あらすじ

出したら出しっぱなし、開けたら開けっぱなし。
いつも新しい楽しいことに夢中になる ちらかしさん。

なんでも丁寧、いつも落ち着いて、みごとな片付けっぷりのおかたしさん。

二人はいつも一緒。お互いが必要で、大好きなのです!

ちらかしさんとおかたしさんは とても正反対の二人です。
ちらかしさんのベッドの上はおもちゃや楽器、はたまたローラースケートから金魚鉢まで もので散らかり放題。
一方おかたしさんの周りはいつもピカピカ、チリひとつ落ちていなくて、とても綺麗に整頓されています。
描く絵だって正反対。のびのび線を引き、色を塗りたくるちらかしさんの絵と緻密に構成されて考え抜かれたおかたしさんの絵はまさに二人を象徴しています。
でも、お互いがお互いのいいところを知っていて、お互いを尊敬し合って、仲良く暮らしています。
絵本の前の読者の方も、自分はどっちに感情移入できるかな?なんて楽しみながら、二人の凸凹名コンビを楽しく見守ってくださると嬉しい一冊です。