この絵本の内容紹介
小さな島にすむひとりぼっちのイグアナ。
ある日、傷ついたカモメが空からおちてきて、ふたりは出会います。
心やさしいカモメは、イグアナにいろんな質問をして、イグアナ自身も気づいていない孤独やさびしさを理解します。
そしてイグアナによりそい、春の歌をうたい、遠い国の話をしてくれるのでした。
しかし、とうとうカモメが旅立つときが。別れの日、イグアナの胸におしよせた思いとは……。
はかなくも眩しい出会いと喪失の物語です。
詩人で絵本作家の内田麟太郎さんと、動物肖像彫刻家として絶大な人気を誇るはしもとみおさんの初めての絵本です。