この絵本の内容紹介あらすじ

いたずらっこで好奇心が旺盛なシマリスくん。
引っ込み思案で慎重、でも心優しいキタリスくん。

ある日、ふたりは森で木の実を拾っている、お兄さんに出会います。お兄さんは街でチョコレートのお店をやっている職人さんでした。シマリスくんとキタリスくんは、お兄さんと一緒に、木の実を拾うお手伝いをしたお礼として、チョコレートを1箱もらいます。
一粒食べたチョコレートの美味しさったら……!
「ぼく、お花畑にいるみたいな気分……」
「ぼくは、お日様の下でお昼寝しているみたいな気分だぁ」

ふたりは、大事なチョコレートの箱をおうちに持ち帰る途中、泣いている動物や、困っている動物、勇気が出せずにもじもじしている動物にチョコレートを一粒ずつあげてゆきます。小さなチョコレートの粒が、魔法のように森のみんなを笑顔にすると知ったふたりは、勇気を出して、街のお兄さんのところへ、チョコレートづくりを教えてもらいに出かけました!