この絵本の内容紹介あらすじ

こぶたちゃんが散歩していると、仲良しのくまくん達に遭遇。くまくん達と仲良く隠れん坊をして遊ぶことになりました。

そこに、「わたしも いれてくださいな」と声をかけてきたのは、お日様です。こぶたちゃん達は、お日様とも一緒に隠れん坊をすることにしました。

こぶたちゃん達が鬼役をして、お日様は見つからないように隠れます。

1・2・3・4……と目をつぶって10まで数えると、こぶたちゃん達は「もういいかい。」と空に向かって尋ねます。ところが、「まあだだよ。」とお日様の声が遠くから聞こえてきます。

こぶたちゃん達の「もういいかい。」とお日様の「まあだだよ。」を何度か繰り返し、ようやくお日様の「もういいよ。」の掛け声が返ってきました。

そして、こぶたちゃん達は目を開いて空を見上げますが、お日様の姿はどこにも見当たりません。こぶたちゃん達は、気持ちよさそうに魚が泳いでいる池を覗き込みますが、お日様の姿はありません。

そこに、池から飛び出たカエルがお日様の居場所を教えてくれます。こぶたちゃん達は、カエルの教えてくれたほうに向かってみると……丸く光るものを見つけます。こぶたちゃん達は「おひさま みつけた!」と喜ぶのも束の間、それはお日様ではなく、丸くなって眠っていたカメだったのです。

こぶたちゃん達は、丘の上や雨降りのなかに丸くて輝くものを見つけます。ところが、どれもお日様ではありません。一体、お日様はどこに隠れてしまったのでしょう。


この絵本は、丸く輝くものが穴あきになって登場し、ページをめくるとその正体が分かるという仕掛けになっています。実際に隠れん坊を楽しむようにワクワクする絵本です。