この絵本の内容紹介あらすじ

「マルタさん」と呼ばれている丘の上にある小さな丸太小屋。そこにマルタさんと大の仲良しの兄妹が遊びにやって来ました。

マルタさんは作り話がとても得意で、いつも色んなお話を聞かせてくれます。例えば、「ぼくは遠い宇宙からこの地球を守るためにきたんだよ、自由に空も飛べるんだ」とか「ぼくの中にはぼくにそっくりな宇宙人の家族が住んでいるんだよ」だとか。

もちろん嘘なので、宇宙人に会いたいとお願いしても「家族みんなピクニックに出かけてるから会えないよ」なんてことを言ってきますし、兄妹の想像だけが膨らむ一方。マルタさんのお話はちっとも信憑性がありません。

嘘ばかりのマルタさんに怒って、さすがのお兄ちゃんも家に帰ってしまいますが、その日の夜、ドカーンと大きな音がすると、今までの嘘を覆すようなとんでもないことが起こってしまうのです。

マルタさんは本当に嘘つきなの?っという展開に子どもたちもワクワクするお話です。ほのぼのした表紙からは想像できない意外性たっぷりのユーモア絵本です。