再話:矢川 澄子(やがわ すみこ)
(1930.7-2002.5)東京生まれ、東京女子大、学習院大卒。詩集『ことばの国のアリス』他、小説『失われた庭』他、エッセイ『野溝七生子というひと』他など幅広く活躍。また『雪のひとひら』『サーカス物語』『ぞうのババール』『不思議の国のアリス』などのファンタジー、児童文学の名訳者として、澁澤龍彦の最初の夫人であり、谷川雁の晩年のパートナーであった神秘的な女性として広く知られた。
作品一覧を見る絵:井上 洋介(いのうえ ようすけ)
東京都出身。少年時代は軍国一色に染まっており、家の美術雑誌を眺めることが唯一の楽しみであったという。1965年第11回文藝春秋漫画賞、第4回東京イラストレーターズ・クラブ賞受賞。画集に『木版東京百画府』(京都書院)、『電車画府』(パルコ出版)など。絵本に『まがればまがりみち』『あじのひらき』『でんしゃえほん』『あなぼこえほん』『ぼうし』『ぶらぶらどうぶつえん』『わっ』『ブクブクブー』『ちょうつがいのえほん』『やまのばんさんかい』『ぐるり...
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