文:香山 美子(こうやま よしこ)
東京生まれ。旧制金城女子専門学校(現:金城学院大学)国文学科卒。在学中新聞の懸賞童話に応募して入選。日本児童文学者協会の設立当初より会員。同人誌「麦」を創刊。1963年小説『あり子の記』(理論社)により、第1回NHK児童文学奨励賞、第3回日本児童文学者協会賞受賞。これはのちに日活にて映画化。一方1958年頃から、ラジオ・テレビの『おねえさんといっしょ』・『おかあさんといっしょ』など、幼児番組台本を手がけ、また童謡を作詞。1975年には「...
続きを読む・作品一覧を見る画:長 新太(ちょう しんた)
1927年東京生まれ。漫画家、絵本作家。映画の看板を描く仕事をした後、「東京日日新聞」の漫画コンクールで入選したことをきっかけに、1948年、毎日新聞の系列である東京日日新聞社に入社。1955年より独立し、絵本作家、漫画家として活躍する。初めての絵本は月刊誌「こどものとも」の「がんばれさるのさらんくん」 (24号 中川正文/文 福音館書店)で、 『おしゃべりなたまごやき』(寺村輝夫/文 「こどものとも」35号 福音館書店 1959年)で...
続きを読む・作品一覧を見る