作:ベンジャミン・エルキン
1911年、アメリカ合衆国のボルチモアに生まれる。高校の教師などを経て、執筆活動に入る。子どもの頃からお話を語ることが好きで、教師をしていたときも生徒にお話を語っていた。第二次世界大戦時、周囲に語るべき子どもがいなくなったとき、語る代わりに物語を書き始めた。『世界でいちばんやかましい音』(原題:The Loudest Noise in the World, 1954, The Viking Press)は最初の作品で、作者のもっとも気に...
続きを読む・作品一覧を見る訳:松岡 享子(まつおか きょうこ)
1935年神戸市生まれ。翻訳家、児童文学作家。慶應大学図書館学科卒業後、アメリカで児童図書館学を学び、ボルチモア市立図書館に勤務。帰国後公立図書館勤務を経て、松の実文庫を主宰。現在東京子ども図書館理事長。著書、訳書多数。石井とともに児童図書館の発展に寄与する。
作品一覧を見る絵:太田 大八(おおた だいはち)
1918年、長崎県生まれ。多摩美術学校卒業。絵本作家。『いたずらうさぎ』(福音館書店)ほかで小学館絵画賞、『かさ』(文研出版)で第18回児童福祉文化賞、『やまなしもぎ』(福音館書店)で1977年国際アンデルセン賞優良作品、『ながさきくんち』(童心社)で第12回講談社出版文化賞、『だいちゃんとうみ』(福音館書店)で第15回絵本にっぽん賞、『絵本西遊記』(童心社)で第45回産経児童出版文化賞など数々の賞を受賞。1949年のデビュー以来、13...
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