この絵本の内容紹介
11匹の猫たちは川へ魚釣りにお出掛けです。たくさん釣って今夜はみんなでお魚料理と張り切ります。
大きな魚を釣り上げた猫は大喜び。魚に逃げられた猫はがっかり。一喜一憂しながら魚釣りを思い思いに楽しみます。
そこへ見たことのない水玉模様の猫が通りかかります。11匹の猫たちは、変な水玉模様だなぁと注目するのでした。
魚釣りが一段落すると、次は釣った魚で晩御飯を作り始めます。大きな鍋で魚を煮て、パセリのみじん切りを鍋に投入。それから、ケチャップを大さじ6杯入れて、お砂糖は控えめに鍋に入れます。鍋からいい匂いがしてくると11匹の猫たちは食欲をそそられるのでした。
その様子を遠目に見ていたのは水玉模様の変な猫。きっと魚料理を食べたいのだろうと11匹の猫たちは想像しますが、変な猫にはあげられないと知らんぷり。水玉模様の変な猫はどこかへ去ってしまうのでした。
翌日、11匹の猫たちは水玉模様の変な猫にまた遭遇します。なぜか落ち葉拾いをしているので、やっぱり変な猫だと11匹の猫たちは冷ややかな視線を注ぎます。
ところが、水玉模様の猫が何者なのかだんだんと気になり始め、11匹の猫たちは後をつけることにするのでした。
原っぱを通って丘を越える水玉模様の変な猫。その後ろを11匹の猫たちがそっとつけていくと……。
水玉模様の変な猫の正体とは!?
意外な正体にワクワクドキドキすることでしょう。