条件検索
絵本
くまさぶろうは動物園のゾウも盗めるほどの大泥棒。ついには、おいしいものを食べた人の満足感や、人の気持ちまで盗めるようになります。そして、泣きたい子どもの気持ちや悲しい心を盗みながら旅を続けるのでした。
本名・森久保仙太郎。1917年、神奈川県相模湖畔に生まれる。小学校教師をする中で絵本に出会い、こぐま社設立に参加。絵本の創作、翻訳に携わる。「こぐまちゃんえほん」シリーズの集団制作に、わかやまけん、わだよしおみと共に参加。 創作絵本に『ちいさなきいろいかさ』(にしまきかやこ絵/金の星社/産経児童出版文化賞受賞)、翻訳絵本に『はらぺこあおむし』(エリック・カール/偕成社)など多数。日本児童文学者協会名誉会員、前・共栄大学教授。
1912年、大分県に生まれる。長年、児童文学のさし絵、絵本の分野で活躍を続けている。絵本の作品に、『絵本古事記 神々の風景』(JULA出版局)、『大きなニレの木』(大日本図書)、『シャカ』(福音館書店)、『貝の火』(宮沢賢治文/童心社)などがある。『おんどりのねがい』(岩波書店)で、第2回講談社出版文化賞受賞。