この絵本の内容紹介
11匹の猫達は、いつもお腹ペコペコ。魚を捕まえても11等分すると満足な食事になりません。
そんなある日、爺さん猫がやってきて、11匹の猫達に大きな魚の話を教えました。
「ゴホッ ゴホッ ゴホッ,のらねこたちや おおきなさかなが たべたいか。
ゆうきが あるなら いってごらん。
あのやまの ずうっとむこうに,ひろい ひろい みずうみがある。
そこに かいぶつ みたいな おおきな さかなが すんでるわい。
ゴホッ ゴホッ ゴホッ」
その話を聞いて11匹の猫達はさっそく湖に出掛けました。山を越えて野を越えて、ずっと向こうまで歩いていくと海のように大きな湖に到着です。
大きな魚の探索開始!
11匹の猫達はイカダを作り、湖に乗り出しました。日が暮れて朝が来て日が暮れて……三日続けて探索しました。それでも大きな魚は見つかりません。
湖に浮かぶ島を見つけると、そこを拠点に探索を続けることにするのでした。
そうして島での生活を続けていると、ある日、大きな魚が現れました。突然、水面から飛び出してきたのです。
大きな魚の捕獲開始!
11匹の猫達はイカダに乗り込んで大きな魚に近づくと一斉に飛びかかりました。
ところが、大きな魚は簡単には捕まってくれません。まったく歯が立たず、返り討ちにされてしまうのでした。
「あんな かいぶつ みたことない。」
「なんて すごいやつなんだ。」
「なにか いいさくせんは ないか?」
11匹の猫達も簡単には諦めません。大きな魚が油断した隙を狙うことにしたのです。
そしてある晩、大きな魚が眠っているのを見つけると……。
ピクトブック編集部の絵本談議
猫達は大きな魚を捕らえられたのかな?
一応、捕らえることは出来たんだけどね……。
最後に面白い展開が待ってるんだよね!