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絵本
二千年も前のある夜、不思議な星が空に光って、救い主キリストが誕生し、3人の博士や羊や小鳥たちがお祝いに駆けつけます。主イエス・キリストの降誕を賛美する感動を、力強く、美しい版画で描きます。
1913年、福井市に生まれる。編集記者より劇作に転じ、さらに、こぐま社の設立に尽力する。その後は、絵本制作に専念する。「こぐまちゃんえほん」シリーズの集団制作に、もりひさし、わかやまけんと共に参加。 戯曲に、「よだかの星」「あべこべ物語」「鼻」、絵本に『プータンいまなんじ』(ならさかともこ絵/JULA出版局)など。2006年没。
1936年、前橋市に生まれる。中学卒業後、働きながら独学で絵を描き始め、主体美術協会の設立に参加する。装幀家としても著名。近年は小説の分野にも表現の場を広げ、1993年、「犬」(「影について」その一)で第二〇回川端康成文学賞を受賞。著書に『語る絵』(小沢書店)、『戦争と美術』(岩波新書)、『ブッダの歩いた道』(法蔵館)、『夢は逆夢』(白水社)、『奏迷宮』(河出書房新社)、『迷霧』(講談社)、『影について』(新潮社)など。