この絵本の内容紹介あらすじ

転んでも、傷ついても、
「強く、優しく」生きていく。

コツコツ努力が得意の白い鳥「シロロ」と、先を読む天才の黄色い鳥「キロロ」は、なかよしのふたご。あるときシロロがキロロを助けようとして大けがをし、飛べなくなってしまいます。それでも飛ぶことをあきらめず努力を続けるシロロを見ていたキロロは……。
著者が長年にわたる過酷な闘病生活を乗り越え、一児の親になって湧き上がってきたもの。それは、わが子に「強く生きてほしい」「優しく生きてほしい」という2つの思いでした。どんなことが起こっても、へこたれない強さ。困っている仲間たちに、すすんで手を差しのべられる優しさ。そんな、いつの時代でも変わらない「わが子への思い」が詰まった絵本です。

(著者からのメッセージ)
人生は平らな道ばかりではない。
そんな道を歩みはじめた君。
ときには転ぶこともあるだろう。
驚きや痛さに泣いてしまうかもしれない。
泣き続けて誰かの助けを待つのではなく、泣きながらでも手をつき、立ち上がって、前へと向かう子どもになってほしい。
そんなことを想像しながら、この絵本を創りあげました。