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絵本
ずっと昔、草原にライオンがひとりっきりで住んでいました。ある日、飛べなくなった一羽の鳥が草原におりたち、一緒に過ごすようになりますが……。ライオンと鳥がたどる、はるかな時と巡る命を描いた、せつなく壮大な物語。
1957年神奈川県に生まれる。フェリス女学院大学文学部卒業。1986年『五月のはじめ、日曜日の朝』で新美南吉児童文学賞受賞。2011年『皿と紙ひこうき』で日本児童文学者協会賞を受賞。作品に『パパはすてきな男のおばさん』 『卵と小麦粉とそれからマドレーヌ』『レモンドロップス』「わたしはすみれ」シリーズ、訳書に『ジャックのあたらしいヨット』、絵本に『あそびましょ』(絵こみねゆら)等多数。
1948年、北海道旭川市生まれ。1972年から25年間、旭川市旭山動物園に飼育係として勤務。退職後、絵本作家として独立。1995年、『あらしのよるに』(文・きむらゆういち、講談社)で講談社出版文化賞絵本賞、産経児童出版文化賞JR賞を受賞。『雪の上のなぞのあしあと』『どうぶつえんガイド』(以上、福音館書店)、『どうぶつえん物語』(絵本館)、『くものきれまに』『エゾオオカミ物語』(講談社)、『ライオンのよいいちにち』(佼成出版社)、「かわう...