文:ジーン・ジオン
アメリカ・ニューヨーク生まれ。ニューヨークのプラット・インスティテュート卒業後、出版社で広告デザイナー・編集者を経て、フリーライター・デザイナーとして活躍した。1952年にデビュー作品である妻グレアムとの共作『ほら なにもかも おちてくる』(本作)がコルデコット・オナーを受賞。『どろんこハリー』(福音館書店)、『はちうえはぼくにまかせて』(ペンギン社)など沢山の作品がある。1975年没。
作品一覧を見る絵:マーガレット・ブロイ・グレアム
カナダ。トロント生まれ。トロント大学で美術史の学士号を取得後、ギブス&コックス社で製図工を勤める。その後、1956年まで、コンド=ナスト出版社でデザイナーとして活躍。夫ジオンとの共作のほか、「ベンジー」シリーズなど多くの作品がある。2015年没。
作品一覧を見る訳:渡辺 茂男(わたなべ しげお)
戦後1950年代後半から2000年初頭にかけ、欧米の優れた児童文学や絵本の翻訳と紹介、平行して童話や絵本の創作を精力的におこなった。翻訳と創作を合計すると、生涯に300冊もの子どもの本を出版した。代表的な翻訳作品には、『エルマーのぼうけん』、『エルマーとりゅう』、『エルマーと16ぴきのりゅう』(ルース・スタイン・ガネット作、福音館書店)、『かもさんおとおり』(ロバート・マックロスキー作と画、福音館書店)、『どろんこハリー』(ジーン・ジオ...
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