この絵本の内容紹介
こぶたのブルトンは暑くてたまらないので扇風機に顔を当てて涼んでいると、いたちのアンドレがプールへ行こうと誘いに来ました。
夏はプールでしょ!っということで、ブルトンはプールに行く準備を始めます。押入れから水泳パンツやバスタオル、浮き袋にゴーグル、それから水泳帽を引っ張り出すと、ビニールバックに詰め込んで、いよいよプールへ出発です。
ブルトン達は一年ぶりのプールへバスに乗って向かいます。そして、プールに着くと待ちに待った楽しい時間の始まりです。
ブルトン達が向かったプールは、たくさんの種類のプールがあります。例えば、大きな滑り台のプールや迷路のプール、飲み放題のソーダ水のプールまであります。
そのなかでも一番の人気は流れるプールです。ブルトン達は全部のプールで遊び終えると、最後に流れるプールで遊ぶことにします。
ところが、流れるプールは長蛇の列で大変です。羊の親子は何時間も待っているというので驚きです。
この長蛇の列の原因は、酔っ払った大きなトドがプールを塞いで寝てしまっていたことでした。大人用に飲み放題のビールのプールもあって、そのプールで酔っ払ってしまったというのです。
プールの監視員のビーバー達がいくら声を掛けても起きる気配がありません。みんなが困っていると、そこにだるまのタカサキさんが現れます。
タカサキさんはどうやって酔っ払いのトドを動かすのでしょうか。意外でユニークな方法にワクワクすること間違いなしです。
そして、流れるプールでは、ブルトンとアンドレ、タカサキさんが力を合わせて困難を乗り越える場面もあります。最後までワクワクドキドキの見所たっぷりの絵本です。