条件検索
絵本
むかし、天竺にししの王さまがいた。その王さまときたら、一声ほえると茶わんがわれ、二声ほえると山つなみがおこり、三声ほえようものなら首がおちるという。そこできつねがししに会いにいった……。
1922年東京都生まれ。短編「さぎ」で日本児童文学者協会新人賞を受賞。『鯉のいる村』(新日本出版社)で野間児童文芸賞、芸術選奨文部大臣賞、『花咲か』(偕成社、その後石風社)で日本児童文学者協会賞を受賞。主な作品に『かさこじぞう』『ききみみずきん』(以上ポプラ社)、『十二支のはじまり』(教育画劇)、『けいたのボタン』(にっけん教育出版社)、『赤いくつ』(女子パウロ会)、『一九四一黄色い蝶』(くもん出版)、『街道茶屋百年ばなし・熊の茶屋』『...
1936年、静岡県三島市生まれ。1960年、司馬遼太郎「風の武士」のさし絵連載を機に、新聞雑誌のさし絵、えほん、書籍の装丁等に多く携わるようになる。1961年、外村繁「濡れにぞ濡れし」他のさし絵で講談社さし絵賞を受賞。1962年、「小説現代」2月創刊号より表紙絵を担当。途中2年の中断をはさみ現在も連載中、その数は別冊、増刊等を合わせ500号を越える。1983年、「ぞうのはなはなぜながい」「かっぱどっくり」で小学館絵画を、1984年、「は...