この絵本の内容紹介
おうさまに うたってあげるなら、わたしの ゆびに とまってちょうだい!
心が やさしく 澄みわたる いもとようこの絵本。
ある日ありさちゃんが林を散歩していると ピピピー という鋭い小鳥の鳴き声が…
男の子に捕まえられた赤い鳥をかわいそうに思い ありさちゃんは大切なネックレスと赤い鳥を交換してもらい赤い鳥をはなしてあげました。
以来、赤い鳥はありさちゃんの庭で歌うようになりました。
うわさを聞きつけたお城では体が弱くて出かけられない王様がけらいに言います。
「小鳥をつれてきてほしい」
王様の前でありさちゃんが言います。
「赤い鳥は絶対かごにはいれないと約束してください」
それから数日後、赤い鳥がありさちゃんのところへやってきて森の奥へ奥へと連れて行き、その先に現れたお花畑には…
力を恐れず弱者を守ろうとするありさちゃんの姿に勇気をもらえる絵本。