この絵本の内容紹介あらすじ

どのいろも、だいじな いろ。

“いろだま”のクロちゃんは、暗いどうくつで一人、ひざをかかえていました。
「どうして、ぼくは こんなに くろいんだろう。ぼくのいろって、こわがられる、いらない いろなんだよ…」

そんなとき現れたのは、フクロウじいさん。
クロちゃんを背中に乗せて、空に飛び立ちます。

出会ったのは、自分の「いろ」に悩む、「あか」や「しろ」、「とうめい」のいろだまたち。
みんな「じぶんなんて…」と、しょんぼりしています。

フクロウじいさんは、森の広場に、みんなを集めて言います。
「ちがういろどうし、ちからをあわせるのじゃ ひとつになって からふるぼーるになるのじゃ」

いろだまたちは冒険に出発!
さばく、うみ、やま、こおりのせかい――
旅の中で、自分のいろが、誰かのために光っていることを知っていきます。
そして、大切なことに気づくのです。

「ちがい」を大切にしたい、すべての子どもたちへ届けたい絵本です。

編集者からのコメント

本作は、「じぶんのいろ」に悩む子どもたちの心に、そっと寄り添う一冊です。
くろ、しろ、あか、とうめいのいろだまが抱える不安や戸惑いは、子どもたちが日常で感じる「ちがい」そのもの。
フクロウじいさんとの冒険を通して、「どのいろも、なくてはならない存在であること」に気づいていく姿が、やさしく描かれています。
子どもはもちろん、大人の心にも静かに響き、「ありのままの自分を認めること」の大切さを思い出させてくれます。
多様性や自己肯定感が大切とされる今の時代に、多くのご家庭で手に取っていただきたい作品です。

絵本「からふるぼーる」の中面
絵本「からふるぼーる」の中面2
絵本「からふるぼーる」の中面3
絵本「からふるぼーる」の中面4
絵本「からふるぼーる」の中面5