この絵本の内容紹介
「ツキー、ヒー、ホシー、ホイホイホーイ」 どうして鳥は呼びつづけるの?
むかしむかしの そのまたむかし、せかいから ひかりが なくなってしまったときが ありました。
そのまっくらやみをとびまわる いちわの とりが いました。
フクロウが教えてくれたお月さまのこと キツネやタヌキが知っていたお星さま そして世界をてらし出すというお日さま…
ひかりをとり戻そうと 鳥はけんめいに飛びつづけます。
声に出して読むのが楽しい絵本が登場!
愛鳥家に人気のサンコウチョウ(三光鳥)の鳴き声から生まれた物語。
神話のようにユーモラスで神秘的なおはなしで、繰り返し、時間が経ってからもまた読んでみていただきたい一冊です。
アボリジニ民族楽器・ディジュリドゥの演奏をはじめ、長きにわたって音楽活動を行う作家の絵本デビュー作品。
編集者からのコメント
森の中へいざなってくれるような伸びやかな絵と、読んだ後には鳥の声に耳を澄ませたくなる物語。
「まっくらやみの世界をとびまわる、一羽のひかりどり」
その懸命な姿は勇気を感じさせてくれます。
そして繰り返し登場する「ツキー、ヒー、ホシー、ホイホイホーイ」という呼び声が楽しい絵本です。
ぜひ声に出して、一緒に呼んでみてくださいね。