この絵本の内容紹介あらすじ

美しい羽根で、夜空を駆けるフーの心温まる物語。

「ぼくのことを見てくれるだれかなんて、いるのかなぁ」
誰かと比較して「自分には何もない」と思う経験をしたことがありますか?

フウチョウ座のフーは暗い星座の自分が大嫌い。
「どうしてぼくには、大きくて明るい星がないんだろう」
でもあるとき……
「そうだ! 地上に行ってみよう!」
慣れ親しんだ夜空をはなれ、一人地上を目指し飛び出した。

そこで出会ったのは、自分とそっくりなフウチョウのゴクー。
2人の息ぴったりのダンスは他の鳥を魅了する。
繰り広げられる天の川のように美しい鳥たちの大舞踏会。
その本当の意味とは?

「ゴクー、君たちに会えてよかった」
自信のないフーが、仲間たちから教わったたいせつなこと。
自分を見てくれる仲間がいると気づいたフー。

それは同時に別れのときだった。

だれも見てくれない、そんな風につぶやきたくなったら読んてほしい。
きっとだれかが見ているよ。

編集者からのコメント

仲間を通じ、「自分の持ち味」を見つけていく、小さなフーの成長物語です。
迷ったら動き出そう! 未知の世界へ飛び出したフーの行動力に勇気をもらえます。
自分自身が好きになる、そんな1冊です。

絵本「フウチョウ座のフー」の一コマ
絵本「フウチョウ座のフー」の一コマ2
絵本「フウチョウ座のフー」の一コマ3
絵本「フウチョウ座のフー」の一コマ4
絵本「フウチョウ座のフー」の一コマ5