西瓜のジュース

この絵本の内容紹介（あらすじ）

新婚時代の私の心をそっと癒してくれたメジロの、儚くか弱い命の尊さを謳う絵本。

今まで鳥を飼ったことのない私が、結婚してはじめて飼ったメジロ。彼は夫婦の旅行にも同行し、そこで得た西瓜の果汁をおいしそうに飲み干し、高らかにほがらかに鳴いた。私が外出から帰ってきても、澄んだ鳴き声を聞かせてくれるので、頭をなでてやると、気持ちよさそうにしていた。小さくて儚いその存在は私の心をそっと癒してくれた。しかし時が経ち──。儚くか弱い命の尊さを謳う絵本。