この絵本の内容紹介
8時になると「おはよう!」と元気にウサギの親子が目覚めました。それから、親子一緒に顔を洗って、髪をとかして、服を着替えて、朝ごはんを食べて……。仲良く朝支度を済ませていきます。
ウサギの親子が大切にしているのは、親子でぎゅっと抱きしめ合う時間。9時にも10時にもぎゅっぎゅっと抱きしめ合います。
11時、12時のお昼時になると、外では雨がぽつぽつ降り始めました。そのころ、ウサギの親子は仲良くキッチンに立ってパイ作り。
お昼を済ませると、次は靴下で指人形を作ったり、積み木で遊んだり、転がって本を読んだり。ウサギの親子はとっても仲良しです。もちろん、親子でぎゅっと抱きしめ合うことも忘れません。
1時になると、外は雨も止んでお日様が顔を覗かせます。2時、3時とのんびり過ごし、ウサギの親子は外に出かけます。ボール遊びをしたり、自転車に乗ったり、木登りをしたり……。そして最後は、やっぱりぎゅっと親子で抱きしめ合うのでした。
4時、5時、6時と時間が経つと、あたりはすっかり夕暮れ時です。そろそろウサギの親子はお家に帰ることにします。
ウサギの親子の一日を時間刻みで描いたお話。「時間」とふれあう最初のステップにおすすめの絵本です。ウサギの親子がぎゅっと抱きしめ合う姿に心が温まることでしょう。