この絵本の内容紹介
クリスマスの日が近づいていくると、しんかんくんはサンタさんからのプレゼントが楽しみでたまりません。サンタさんへお願いするおもちゃは、何にしようと考えます。
サンタさんへ何をお願いするのか、しんかんくんはかんたろうに尋ねます。すると、自分の欲しい物ではなく、パパやママやしんかんくんが欲しい物を考え始めるので、しんかんくんは驚いてしまいます。
かんたろうはどうして自分の欲しい物ではなくてパパやママやしんかんくんが欲しいものをお願いしようとするのでしょう。それは……誰かが喜ぶと自分が一番嬉しいからだと言うのです。
かんたろうの話を聞いても、それでもしんかんくんはブロックおもちゃや電車のおもちゃが欲しくて仕方がありません。
しんかんくんが悩んでいると、たまたま通りかかったお寿司屋のおじさんが声を掛けます。そして、お寿司屋のおじさんは、誰かを喜ばせてみたらかんたろうの言うことが理解できるのではないかとしんかんくんに提案します。
そして、しんかんくんは夜な夜なハッピーサプライズの準備を始めます。しんかんくんのサプライズは成功するのでしょうか。そして、しんかんくんの気持ちに変化はあるのでしょうか。
誰かに喜んでもらうことが自分の喜びになることを描いた心温まるお話です。