この絵本の内容紹介
「いつまでぼくのおかあさん?」愛らしいくまの親子の会話を通じ、母と子の絆を描く心温まる絵本。寝る前の読み聞かせにピッタリ
森のなかで、こぐまのオリがおかあさんにたずねます。「おかあさんはいつまでぼくのおかあさんなの?」「いつまでもよ」と、おかあさんはこたえます。「いつまでも」がどんな感じなのかわからないオリに、おかあさんは優しく何度も説明します。それは「おおきな きが のびていく かんじ」「ほしの そらが つづくかんじ」と。親子でいることの温かさをかみしめられる幸せいっぱいな絵本。
ことばの旅が、いつしか心の旅になっていく……訳しながら、何度も息子を抱きしめたくなりました。ー俵万智