この絵本の内容紹介
ハロウィンのお祭りでかぼちゃパイを作るために魔女は畑にかぼちゃの種を蒔きました。それから、雑草を抜いて水をやって大事に育てると、かぼちゃはすくすく育ち、大きく成長するのでした。
季節は過ぎ去り、いよいよ明日はハロウィンです。大きく育ったかぼちゃを取りに魔女は畑に向かいます。
ところが、魔女が大きなかぼちゃを力一杯引っ張りますが、びくとも動きません。そこに幽霊がスルスルと飛んでくると、自信ありげにかぼちゃを引っ張ります。幽霊も力一杯に引っ張りますが、かぼちゃはそれでもびくともしません。
次に現れたのは、体の大きな吸血鬼。かぼちゃを力一杯に引っ張ると……やっぱりかぼちゃはびくともしません。
そして、次は吸血鬼よりも体の大きなミイラが現れ、力一杯にかぼちゃを引っ張ります。どんなに力を込めて引っ張ってもかぼちゃはびくともしませんでした。
そして最後に現れたのは、体が小さく力も弱いコウモリです。コウモリは、いいアイデアがあると言って自信たっぷりな様子ですが、魔女や幽霊や吸血鬼やミイラはみんなでゲラゲラと笑います。体が小さく力も弱いコウモリは、大きなかぼちゃを引き抜くことができるのでしょうか。そして、美味しいかぼちゃパイにありつくことはできるのでしょうか。
みんなお馴染み「おおきなかぶ」のハロウィン版のようなお話です。