この絵本の内容紹介
ある日の森の中。ぐらぐらゆれる橋の上で、こぐまはおかあさんにたずねました。「おかあさん、手をつないでくれる?」おかあさんはこたえます。「いいわよ。しっかりつないで、どこまでもいきましょう」ふたりはそうして、どこまでも――明るいところも、暗いところも、こわいところも、手をしっかりつないで歩いていきます……。楽しいときも、不安なときも、悲しいときも、おかあさんはずっとあなたのそばで、あなたのことを見守っているよという、強いメッセージが心を暖かくしてくれる一冊。やさしい絵と、短いけれど多くの思いがこめられた言葉で、親の無償の愛情と親子の絆が描かれます。こどもが不安や心ぼそさを感じているとき、読み聞かせしてあげたい絵本です。