この絵本の内容紹介
「赤ちゃんのそばで」シリーズのコンセプトはシンプルにして幸福感あふれるもの。「赤ちゃんは絵本が読めません!」そう言いきる五味太郎描くこのシリーズは、赤ちゃんをとりまくすべての人のための絵本。3作目の「おまもりします」は、毛布が、イスが、番犬が、そしてなんと湿度計付き寒暖計や、ボタンやファスナーまで、さらには屋根や壁、おまわりさんやお医者さんも、最後に寝姿で描かれる生まれたばかりの赤ちゃんが、健やかに育つように、守っていくよ、というもの。「キミを守りますよ!というたくさんのモノやひとや動物たち。赤ちゃんが生まれてきた世界はこんなところだよ、キミはこんなに幸福に世界に守られているんだ。安心して育つんだよ・・・そんなメッセージにあふれている」(五味太郎)。その実際の世界は、こんなふうにユニークでハッピーです。「からだぜんしん じしんにあふれて もうふさんも」「あしふんばってせなかのばして いすくんも」「ちからをあわせて ボタンさんたちも はを かみあわせて ファスナーくんも」・・・「みんなみんな こころをこめて みんなでみんなでおまもりします」「すこやかにそだってゆくように おまもりします」